Oさん場合 5

 高等部を卒業後、


Oさんは小規模授産所施設に

自宅から通うようになりました。

自宅を改装した小規模作業所で



施設外での作業はなく、施設内のみの室内作業をしているところでした。

私が行った時には、大分市内のお菓子屋さんの仕事を受けた作業。


プリンの袋詰めを丁寧にしていました。


偶然にも、その施設には私のもう1人の教え子も
通っていました。

できたばかりの施設で、
常時来ているのは日中は2人のみ。


週に2・3日の人が数名来られるようでした。

自宅からも近く落ち着いた生活が送れ
さんにとって快適な様子でした。


「ヨカたの」についても、
皆勤とは行きませんが
参加できることが
多かったように思います。



体調も変わらず、支援学校時代の体重を維持できていました。

おちゃめで頑固な性格は、
変わらずでしたが、
発語は残念ながら、
中3以降は徐々に少なくなっていきました。

担当が変わり、
発語が減ったことから、
カードによる意識伝達と変わってきました(TEACCHプログラム)。



いつもウェストポーチをして、
そのポーチから自分のしたいカードを選び伝える。
そのような方式に変化しました。

彼の服装のこだわりとして、
ウェストポーチは何年間も残り。


何も入っていないウェストポーチのみ
外出のときにはしてくるようになりました。

ウェストポーチの余った紐をくるくる回しながら、
歩く可愛い姿を何年も見ることになります。

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