「わかる」ことと「できる」こと

 たとえばですが。

672円ちょうどのお金をレジで支払う時。

672=600+70+2 だとか、600=500+100だから、500円玉と100円玉1枚で、、といった算数(数学?)的な難しいことがわからなくても、

こんなふうに、

右から3番目に6とあるから100円玉を6枚置いて、

その横に7とあるから10円玉を7枚、一番右には2だから1円玉を2枚、おけば、672円ちょうどのお金をそろえることができます。


似たようなことは、子どもたちだけではなく大人にも、障がいの有無にも関係なく、よくあることかもしれません。

「わかってできる」?「できてわかる」?

「わかる」ことと「できる」こと。

若い頃、指導案を書く時は至る場所に「~ということがわかり、~することができる」という表現を使っていました。

子どもたちは「わかってできる」。

それが当たり前だと感じていたから、子どもたちにわかってもらうにはどんな教材を作り、どんな言葉かけをしたらいいのか、どんな授業をしたらいいのかをひたすら考えていました。


けれどもずいぶん経って、こんな話を聞きました。

「わからないとできないの? わからなくてもできることもある。だから、まず『できる』を支援(指導)することもあっていいんよ。」

目から鱗、と言いましょうか、、、なるほどね、と合点がいきました。

「わかる」と「できる」。調べてみるとおもしろい資料がたくさん出てきました。わかるはインプット、できるはアウトプット、と表現しているものもありました。

わかることとできることについて、いや、そのほかにも多くのことを教えてくださった大大大大好きな先生が今月はじめに亡くなられました😢。もっともっと教えていただきたかった。もっともっとお話ししたかったです・・。合掌。

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