賃金が安い?
今回は3つ目のテーマ
- 〇障害者雇用の賃金が安く感じる?
一般採用と障害者雇用で、
1ヶ月の給料に差があるように感じる?
のは何故。
障害者雇用の平均月給は、
- 身体障がい者:21万5,000円
- 知的障がい者:11万7,000円
- 精神障がい者:12万5,000円
- 発達障がい者:12万7,000円
となっています。平成30年度障害者雇用実態調査結果
この調査結果は、非常に面白かった。
勉強したい人はぜひ読んでください。
これでは差別ではないかと感じるかもしれません。
特に、前回の899円の回からしたら許せない感じもします。
実際は雇用形態と労働時間によって差が出ているため、差別とは言えません。
労働時間 から考えると
フルで働いた場合、1ヶ月の勤務時間は160時間。
フルは厳しいので130時間。
就業時間が少ないために月給が減るというのは当然ですね。
週20時間程度の勤務となると、フルの40時間で働く人より平均収入は半減。
当然ですよね。
雇用形態 から考えると
正規雇用の割合では
身体障害は52.5%、知的障害は19.8%、
精神障害者は25.5%、
発達障害が22.7%、正社員の方の割合も大きく違います。
正社員になっていない方の中には、
週40時間働くことが難しく、
あえてパートのままにしている方も多いのが現実です。
1ヶ月の平均賃金が変わって仕方ないとなりますよね。。
平成30年度障害者雇用実態調査結果 のグラフより
このグラフはかなり考えさせられます。
知的障がい者は、年齢が上がるにしたがって就労が難しくなっています。
20代前半で25%。
30代後半で10%。
ずっと右肩下がり。
ショックですが、そうだろうなぁとも感じます。
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