リフレーミング

 「あなたはどっち?」でネガティブ思考から抜け出すのもひとつのトレーニングだ、というおはなしをしました。

今、大分県発達障がい者支援専門員の中級研修を受けています。先日、豊後大野市犬飼町にある社会福祉法人萌葱の郷の障がい者支援入所施設「めぶき園」で3日間実習をしてきました。

その3日め、最終日のカンファレンスでの福田施設長のお話の中で出てきたのが「リフレーミング」です。



リフレーミングとは物事や出来事、状況などの枠組み(フレーム)を変えることで、別の視点を持てるという心理学の用語。

例え話として「水をどのくらい飲めましたか?」と尋ねた時「半分しか飲めていない」と表現するか、
半分も飲めている」と表現するか。
飲めている量は同じなのに感じ方が異なります、というお話がされました。

さらに、

半分しか飲めていない→「早く飲んでください。」「全然飲めてないですね。」となるでしょうし、

半分も飲めている→「あと少しで飲み終わりますね。」「頑張って飲みましたね。」となるでしょう、というお話も。

同じように、、、

動作が遅い→丁寧にできる

飽きっぽい→気持ちの切り替えが早い

集団で行動できない→ひとりで行動できる


リフレーミングの具体例をたくさんあげてお話してくださいました。

障がい児者の支援にかかわる人、保護者さんなどに限らず、介護、看護、教育、、、いや、人と関わって生活するうえで、この考え方を知っておくと、主観や思い込みから抜け出せるいいトレーニングになり、良好な人間関係が築けそうだなぁと思いました。

興味のある方はぜひ調べてみてください。練習や研修、実践がたくさんあるようです😊


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