知的障がい者の多重債務

 知的障がいのある人、

特に、軽度の人はお金を借りすぎて、

多重債務に陥ることがよくあります。


成年後見人がついている場合、
本人のために取り消すことができます。

また、ついていない場合も、
弁護士や司法書士に相談して、
いろいろな手立てを
考えてもらうことができます。

支払いのメドがたたなければ
自己破産の手続きを取ることもよくあります。

よく言われることですが、
多重債務の陥る原因は生活が困窮しているのです。


金銭管理が適切でない。
就労や生活支援が不十分である。

これらの問題を改善することが
長期的には大事なことです。

 
そのためにも成年後見制度を利用する事は
大事なことです。


知的障がいのある人は騙されやすい。
そこに業者がつけ込む。

許されないことですが、そのようなことが繰り広げられているのが現実です。

そのような被害者を出さない。
そのような被害者にならない

成年後見人の選任が不可欠だと言える点です。

福祉サービスでのトラブルも後を立ちません。

本人が怪我をしてしまった場合、
本人はもちろん家族も事業者との関係から
苦情を言っていくのが難しい場合があります。

成年後見人は苦情を申し入れたり、
改善を要求したり、
損害賠償の請求なども行います。
そのことがサービス全体の質も
上げることになります。

 



契約条項の見直しについて

施設の利用契約時に寄付金名目で年金等を徴収し、
退職時に返金しないとされているなどで
退所できる権利を制限している契約が見られます。
☆信じられませんが契約書を確認してください。

このような契約状況を見直し、
対等な契約を結ぶためにも、
成年後見人の役割は重要です。

預かってもらっている親としては、

契約内容に文句をつける事は
常に難しい。

問題のある条項については
見直しを求め、
本人に寄り添った契約を結ぶことが
重要になります。

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